後輩への指導ポイント5選

仕事

新年度も始まり後輩が初めてできた方もいるかと思います。初めて後輩の指導を任されたけど自分も初めてで分からない、、そんな方の参考になればと思います。右も左も分からない後輩はあなたのことを親と思い必死で学ぼうとしてくれるはずです。いい見本になれるよう頑張りましょう。

指導のポイント5選

1.作業目的をしっかり伝える
 忙しくなるとつい仕事を終わらせる事が目的になることがありませんか?終わらせる事が目標になってしまうと、ミスに気付けなかっり完成系が目的と違ってしまうこともあります。新人の頃は毎日にいっぱいいっぱいでなぜこの仕事をしているのかを見失いがちです。また、作業目的をしっかり理解していれば不測の事態に対応出来たり、他人の作業のミスや不必要な作業に気付け、チームに貢献ができます。なぜこの仕事が必要なのかきちんと説明し仕事のゴールをイメージさせてあげましょう。

2.疑問には答えを出してあげる
 新人さんは新しい角度で物事を見てきます。今まで当たり前とされてきた仕事に疑問を抱き質問してくれます。その時に前からのやり方だからで終わらせると、その後輩も考えることを放棄しそれが当たり前になってしまい、仕事の質が下がってしまいます。自分が説明出来ないことに気づいたら一緒に考えましょう。そうすればもしかするとより良い仕事の方法が見つかるかも知れません。また、質問された事で作業者によって答えが異なる場合もあります。その時にどちらでもいいと答えてしまっては、経験という判断材料がないため困ってしまいます。なので自分の考えを伝えつつできるだけ正解を探してあげましょう。質問されるというのは自分の成長にも繋がります、一緒に学ぶつもりで回答してあげましょう。もちろん、なんでもすぐ回答したら考える癖が付かないのでそこには注意してください。

3.進捗状況を確認し、把握する
仕事にもある程度慣れ黙々と仕事をする後輩に安心していませんか?そんな姿を見るとつい自分の仕事に没頭してしまいますよね。しかし、蓋を開けてみると仕事のゴールから逸れていたり思い込みの作業をしている場合があります。『この場合はどうするか何回か言ったよね、、?』『聞いた事ないです、、』なんて事はよくあります。本人に悪気は無く、本人なりに考えて仕事をしています。自分だって一度や二度教えてもらって完璧にできる訳でもないですよね。大丈夫だろうくらいのレベルなら、その都度仕事の中身を確認し修正をしてあげましょう。ここで大事なのはやり方の指示だけでなく、実際後輩がした仕事の最終形態を確認してあげてください。後でミスが判明し取り返しのつかないことになると新人さんも自信を失ってしまい、チャレンジを恐れます。新人さんを守ってあげるのも先輩の仕事です

4.モチベーションを保たせる
新人さんにはまず働くことの楽しさを知ってもらう必要があります。新人の頃は仕事内容の悩みよりも、自分がこの仕事に向いているのか、仲間と上手くやっていけるかを常に不安に感じています。なので、めんどくさそうに働く先輩を見ると気持ちが下がってしまいますし、やる気が無くなってしまいます。ずっとポジティブでいろという事ではありません。『期限までにこの仕事量大変だよね、、けど後少し一緒に頑張ろう』など、大変な時こそ前向きな言葉を意識しましょう。そうすると新人さんも一緒に皆んなと頑張ろうとしてくれます。そしてこの仕事のために自分には何が出来るかを考え始め、仕事に対して前向きな気持ちで取り組むようになります。

5.後輩が失敗した時は全力で助ける
後輩には沢山チャレンジさせて、失敗した時は全力で助けてあげて下さい。失敗したことだけではなく期限内に間に合わない仕事や、ちょっと意地悪ですが後輩の怠慢が原因で失敗し、言わんこっちゃない、、とういう場面でも全力で先輩がフォローする姿を見ると罪悪感を感じすごく反省してくれます!また、後輩の雑用等も積極的に手伝いましょう。忙しい時に一緒に雑用を手伝ってくれると先輩が神様に思えます。このように口だけではなく、いざという時に行動出来る先輩は本当にかっこいいです。後輩からの信頼も爆上がりですし、次は失敗しないよう深く考えて行動してくれます。

まとめ

以上、後輩を指導するポイントを話させてもらいましたが、後輩の立場に立ち初心を振り返ってみましょう。後輩を育てることは自分自身の分身を作るようなものでその存在がいつかあなたを守ってくれる存在になるのです。冒頭でもお話ししましたが新人さんはあなたを親と思い全力で頑張ります。温かい心を忘れないように。

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