今だから分かる仕事を辞めた理由
確かに新卒で入った会社は常に忙しく休みも取りづらい環境でした。そのため本来は優しいであろう人達も自分に余裕がなく関係がギクシャクしているようでした。そんな中私は心を壊し仕事を辞めてしまったのですが辞めた当時は何が一番私の心を壊したのか分かりませんでした。
現在、前職とは違う仕事をしています。正直、今の方が残業も多いですしお客さんからのクレームも多くストレスを感じています。ですがきついから辞めたいという気持ちはありません。では前職と何が違うのか。。。それは仕事内容の満足感だと思います。前職では仕事内容のヒエラルキーの低さを感じていました。大切な仕事であることは分かっていましたが社会人1日目にしょうもない仕事しかないと先輩に言われました。社会人に少しワクワクしていた私にはきつい言葉で、それと同時に入社前からなんとなくこの仕事は自分には向いていないだろうし楽しくなさそうな事も分かっていました。そう、自分の直感は当たっていた。受かった会社が他になかったから無理矢理やりがいのある仕事だと自分に言い聞かせていました。仕事をすればするだけ仕事に対する満足感は無くなって労働環境がどうのこうのより、一生この仕事をしていたら人生つまらないと強く思い、仕事がうまくいかない悩みより自分の人生を思い悩んでいました。でも人間は慣れる生き物で多くの先輩達は今の現状を受止め自分を納得させ会社に染まっているように思えました。早くしないと私も染まってしまう、染まった方が楽かもしれないけれど私の人生絶対こんなもんじゃないし、この会社に私はもったいない。この気持ちだけは心が病んでいく中で持ち続けた強い気持ちでした。
最後になりますが、人生において仕事は大切です、生きるために。生きるために必要な仕事に対して少しでもやりがい、プライド、達成感などがあればいいのですが全くないのであれば辞めてもいいと思います。それは人に聞かなくても自分の心が一番分かっているはずです。残念ながら歳を重ねるとエネルギーが減りがちなので行動するなら早いうちがいいと思います。どうせ頑張らないといけないのですから我慢して耐えるよりも前向きな頑張りであって欲しいと思います。
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